2012年4月度昇級審査終了

昨夜は合気道「眞武館」島本道場の稽古日でした。

少し会社を出るのが遅れた為、ぎりぎりの19時丁度に島本町立体育館に入りました。既に十六番弟子N田さんが畳を女手一つで敷き始めてくださっておりました。ありがとうございました。

昨夜の稽古参加者は、一番弟子K藤君、二番弟子S木さん、七番弟子T尾さん、八番弟子M井さん、十番弟子M岡君、十六番弟子N田さん、十七番弟子M野さんでした。

昨夜の稽古は、いつもの通り、門川師範直伝の準備体操に続き天の鳥船運動、振魂運動、体の変換と準備を進めました。体の転換が終わったところで、体の転換について説明をし、半身の立ち姿で正中線が斜め横を向いている方が他の道場を含めて多く見られる為、眞武館でよく行う、正面打ち素振りでの一人体の転換で正中線を正しく導く確認の仕方をご指導し、その上で稽古頂いた。その後、基本的な体捌きの稽古を十分にして頂いた。

続いて、体の転換、主に外転換を用いて、正面突き、正面打ちに対する体捌きの稽古を行っていただいた。外転換に続き横面打ちに対する内転換での捌き も稽古願い、この延長線の技として、短刀突きに対して内転換し、突いて来た受けの小手を二教取りし、杖振りの要領で転換とともに振り上げて二教固めに抑え込んで頂いた。

続いて同じ流れからの五教短刀取り、六教肘固め短刀取りと先日の古曽部防災スポーツ公園体育館での合気道教室と同じ技の稽古をして頂いた。

最後に逆半身片手持ちから受けを体捌きで崩し、伸びた腕に結びを入れて剣の斬り上げ、斬り下げ動作で行う四方投げを稽古頂いた。

体捌きで斜め後方へ相手を導き崩すのだが、崩すのと引っ張り込む事の違いについて実演を交えて指導させて頂いた。相手を引っ張り込むと頭突きを食らったり、反対の手に持った短刀等で容易に反撃される。自身の身体と腕の動きに結びを入れて身体全体の動作で受けを崩し導く事が肝要で、その為には受けを大切に扱う事も大事である。

徒に競い合わない魂で技を施す事に合気道の意義がある。相手と和合した技を行えるよう「眞武館」全員で研鑽を積みたい。

稽古後、最後に先週の十六番弟子N田さんの五級審査に続き、十番弟子M岡君の四級審査を行った。彼はこの一年で高校の日本拳法部において一級になっており、次は初段を近々受けるそうだ。

彼は合気道と日本拳法の両方の稽古に勤しんでいるわけだが、そのおかげか、さすがに身体が出来ているので四級の審査としては上出来であった。

正面打ちに対する見切りや、相手とぶつからない気合わせについて審査後に指導させていただいた。座技呼吸法では膝行について指摘させて頂いたが、いずれも上位者にする指摘事項で満足できる内容であった。先週のN田さんといい、本当に上達の早い弟子達に恵まれてうれしい限りである。

今年の小豆島合宿への参加者も女性も二番弟子S木さんや十六番弟子N田さん、至誠館のS木さんが参加していただける模様で、一番弟子K藤君、七番弟子T尾さんも参加予定だ。

来週土曜日の昇段者祝いもこのメンバーは参加予定との事で、眞武館の参加率も高まり本当に楽しい道場になってきた事をうれしく思う。

(2012年の本日までの稽古時間/稽古日数=134時間/53日)









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